更年期に抜け毛が増えたり、髪が細くなったりするのは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減ることが関わっていると考えられています。エストロゲンには髪の成長期を保つ働きがあるとされ、減ると髪が育ちにくくなるからです。
この記事では、女性ホルモンと髪の関係、更年期の抜け毛のケア、受診の目安を整理します。
- この記事の結論
- ・女性ホルモン(エストロゲン)の減少が、更年期の抜け毛や髪の細りに関わるとされる
・全体的にボリュームが減り、頭頂部や分け目が目立ちやすくなる
・頭皮ケア・生活習慣の見直しに加え、気になる場合は皮膚科や婦人科で相談
目次
女性ホルモンと髪の毛の関係
女性ホルモンのエストロゲンには、髪の成長期を長く保つ働きがあると考えられています。更年期にエストロゲンが減ると、髪が育つ期間が短くなり、細く抜けやすい髪が増えるとされています。
このため、更年期には、生え際が大きく後退するというより、全体のボリュームが減り、頭頂部や分け目の地肌が見えやすくなるのが特徴です。
更年期の抜け毛の特徴
更年期の抜け毛は、髪が細くなる、ハリやコシがなくなる、全体のボリュームが減る、といった形であらわれやすいとされています。急に一か所だけ丸く抜けるような場合は、更年期とは別の原因も考えられるので、皮膚科で相談しましょう。
40代・50代の抜け毛の違いは40代の女性の抜け毛が多い原因、髪が細くなる原因は髪が細くなった(女性)で解説しています。
更年期の抜け毛のケア
更年期の抜け毛のケアは、頭皮を清潔に保つ頭皮ケアと、睡眠・食事などの生活習慣の見直しが基本です。髪の材料になるたんぱく質を中心に、バランスのよい食事を心がけましょう。
- 頭皮を傷つけない洗い方と、洗髪後の保湿
- たんぱく質・鉄・亜鉛などを意識した食事
- 睡眠を十分にとる
- 髪を引っ張る髪型やパーマ・カラーのしすぎを避ける
食事のポイントは髪の毛にいい食べ物(女性)、サプリの選び方は女性の薄毛サプリメントの選び方で解説しています。
更年期の抜け毛で受診を考えたいとき
抜け毛のほかに、ほてり、気分の落ち込み、月経の乱れなどの更年期の症状がつらい場合は婦人科、抜け毛や頭皮の状態が気になる場合は皮膚科で相談できます。甲状腺の病気など、更年期以外の原因が隠れていないかを調べることも大切です。
女性の薄毛治療の選択肢は女性の薄毛治療にまとめています。
- 運営者の家族の場合
- 運営者の妻は更年期の年代ですが、がんの治療中のため、ホルモン療法は受けられません。漢方などで対処していますが、病気の前と比べると、やはり頭頂部が薄くなったと感じています。ホルモン療法を受けられるかどうかは、持病や治療中の病気によって違うので、主治医に相談してください。
まとめ|ホルモンの変化を知り、ケアと受診を組み合わせる
更年期の抜け毛は、女性ホルモンの減少が関わる自然な変化の一面もありますが、頭皮ケアと生活習慣で髪を守ることはできます。つらい症状や急な変化があるときは、婦人科や皮膚科で相談してください。
- 執筆者
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神野司(かみの つかさ)
妻のがん闘病を支える中で、大阪市の医療用ウィッグ助成制度を実際に利用。
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