女性の発毛剤は、ミノキシジルなど、発毛を促す成分を含む医薬品です。今ある髪を健やかに保ち抜け毛を防ぐ「育毛剤」(医薬部外品が多い)とは、分類も表示できる効果も違います。
市販の女性用発毛剤は、ミノキシジルを1%含む第1類医薬品で、薬剤師の説明を受けて購入します。この記事では、発毛剤と育毛剤の違い、女性用発毛剤の対象と注意点、選び方を整理します。
- この記事の結論
- ・発毛剤=医薬品(発毛を促す)、育毛剤=主に医薬部外品(育毛・抜け毛予防)
・女性用の市販発毛剤はミノキシジル1%の第1類医薬品。20歳以上の女性が対象
・妊娠中・授乳中の人や、壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使えない
目次
発毛剤と育毛剤の違い
発毛剤と育毛剤のいちばんの違いは、医薬品か医薬部外品かという分類です。発毛剤は「発毛」の効果が認められた医薬品で、育毛剤は「育毛」「抜け毛の予防」などの効果が表示できる医薬部外品が多くなっています。
| 発毛剤 | 育毛剤 | |
|---|---|---|
| 分類 | 医薬品(女性用はミノキシジル1%の第1類医薬品) | 主に医薬部外品 |
| 目的 | 発毛を促す | 今ある髪を健やかに保つ、抜け毛を防ぐ |
| 買い方 | 薬剤師の説明を受けて購入 | ドラッグストアや通販で購入できる |
育毛剤の選び方は女性の育毛剤ランキングの見方で解説しています。
女性用発毛剤(ミノキシジル1%)の対象と注意点
女性用の市販発毛剤(例:大正製薬のリアップリジェンヌ)は、ミノキシジルを1%含む第1類医薬品で、20歳以上の女性が対象です。妊娠中・授乳中の人は使用しないこととされ、ミノキシジルは母乳中に移行すると説明されています。
- 20歳未満は使用しない
- 妊娠中・妊娠の可能性がある人、授乳中の人は使用しない
- 甲状腺の病気、急激なダイエット、円形脱毛症など、壮年性脱毛症以外の脱毛症の人は使用しない
- 高齢者(65歳以上)や持病のある人は、使う前に医師・薬剤師に相談する
※注意点は医薬品の添付文書・販売情報の要約です。購入前に必ず添付文書を確認し、薬剤師に相談してください。
男性用の発毛剤を女性が使ってはいけない理由
男性用の発毛剤は、ミノキシジルの濃度が女性用より高く、女性が自己判断で使うことは避けるべきです。女性用は女性を対象に効果と安全性を確かめた濃度で作られているため、同じ成分でも製品ごとに使える人が決められています。
「絶対に生える」といった宣伝の商品もありますが、発毛剤でも効果には個人差があり、使い続けて様子を見る期間が必要です。
女性の発毛剤を選ぶ前に
発毛剤を選ぶ前に、まず薄毛の原因が女性型の脱毛症なのかを確かめることが大切です。甲状腺の病気や貧血、産後の脱毛など、ほかの原因による抜け毛には発毛剤が向かないこともあるからです。
原因を調べる方法と治療の選択肢は女性の薄毛治療でくわしく解説しています。
まとめ|発毛剤は医薬品。対象と注意を確かめて
女性の発毛剤は、ミノキシジル1%を含む第1類医薬品で、育毛剤とは分類も目的も違います。対象や使えない人の条件を確かめ、薬剤師に相談してから使ってください。
参照した情報(2026年10月18日確認)
- 執筆者
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神野司(かみの つかさ)
妻のがん闘病を支える中で、大阪市の医療用ウィッグ助成制度を実際に利用。
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